新事業に関するお知らせ
国産ホタテ原料をバングラデシュに輸出し自社工場にて加工を行います
鶏肉加工品の輸入販売を主に行う株式会社ジャパン・フード・サービスのグループ会社である、株式会社ジャパン・デリカは、日本産のホタテ原料をバングラデシュに輸出し、現地自社工場(Japan Fast Trade. ltd)にて貝柱に加工し、海外市場に向けて販売をします。
事業の概要
- 国産ホタテ原料の輸出について
北海道、青森などの日本の主要産地から厳選されたホタテをバングラデシュに輸出
- ホタテの加工について
バングラデシュコックスバザール県に新設する自社工場にて、ホタテ原料を貝柱に加工
- 加工した製品の販売について
加工した貝柱は、米国、ヨーロッパ、香港、台湾、シンガポールなどの海外市場に販売
輸出の計画
月間約800~1000トンのホタテ原料の輸出を計画
開始時期
2024年8月よりバングラデシュへのホタテ原料の輸出を開始
2018年よりバングラデシュの南西部にありますシャトキラ県でソフトシェルクラブの水産加工工場を運営しており、この事業で培った水産加工技術を活かして、2024年9月から新たにバングラデシュの南東部コックスバザール県でホタテの加工をメインとした水産加工工場を新設し、運営を開始します。バングラデシュで日本産のホタテ原料の輸入および加工を行うのは、株式会社ジャパン・デリカが初めてになります。
本取組については、日本の農林水産省とバングラデシュ人民共和国農業省との間の協力覚書に基づき、2024年5月27日にバングラデシュのダッカ市で行われた、第一回合同農業作業部会(1st meeting of the Bangladesh-Japan Joint Agricultural Working Group)(JAWG)において、農林水産省からの依頼に基づき紹介し、バングラデシュ漁業・畜産省等から取り組みに協力する旨の発言を頂きました。
日本産のホタテについては、これまで主に中国で殻むき等の加工がなされていましたが、中国以外の第三国での加工の実施が求められています。
本事業は、現地の技術力向上や経済発展に寄与し、持続可能なビジネスモデルを構築します。バングラデシュの労働力と日本の高品質な水産品を活用し、国際市場での競争力を高めます。
お問合せ先:株式会社ジャパン・デリカ 担当 松永
TEL 0798-36-9678