ギネス世界記録

先日訪れた大阪万博で、ギネス世界記録に認定された「最大の木造建築物」、大屋根リングを歩いてきました。その壮大なスケールと、木の温もりを感じるデザインは、まさに未来への希望を象徴する空間でした。予約なしでも楽しめるパビリオンも多く、万博の魅力を存分に味わうことができました。

この「世界記録」という言葉に触れたとき、ふと頭に浮かんだのが、兵庫県にある明石海峡大橋です。こちらもギネス世界記録に認定されており、主塔間1,991メートルという世界最長の吊り橋として知られています 

1998年に開通したこの橋は、淡路島と神戸市を結び、交通の要としてだけでなく、技術力の象徴としても世界に誇れる存在です。明石海峡大橋は、阪神・淡路大震災の際にも構造的な強さを証明し、建設中に起きた地殻変動にも耐え抜きました 。

大阪万博の大屋根リングが「未来の建築」を体現しているとすれば、明石海峡大橋は「技術の歴史と誇り」を語る存在です。どちらもギネス世界記録という称号を持ち、私たちに“人の手で築かれた奇跡”を感じさせてくれます。