


大阪・関西万博が閉幕しました
2025年4月に開幕した大阪・関西万博が、10月13日に閉幕しました。
私も9月初旬に訪れましたが、暑さと人の多さに少し苦労しながらも、最新技術や未来社会のアイデアに触れることができ、とても充実した時間を過ごしました。
日本館で感じた「循環」の未来
中でも印象に残ったのが、開催国・日本が出展した「日本館」です。
テーマは「いのちと、いのちの、あいだに」。人と自然、技術と環境、過去と未来など、さまざまな“あいだ”をつなぐ展示が展開されていました。
館内は3つのエリアに分かれており、それぞれが「循環型社会」を体験できる構成になっていました。
館内では、藻類とバイオプラスチックを混ぜ合わせた特別な素材で作られた椅子も展示されていました。3Dプリンタとロボットアームが動く様子は上から眺めることができ、完成した椅子は通路に置かれていて、訪れた人は自由に座って体感することができます。最新技術による製作工程と完成品の両方を目で見て、体で感じられる展示でした。

万博の余韻を秋に重ねて
半年にわたって開催された万博は幕を閉じましたが、その余韻はまだ続いています。
イタリア館の展示物の一部が大阪市立美術館で公開されるとのこと。
芸術の秋にふさわしいお出かけ先として、万博で感じた“未来の余韻”をもう一度味わいに行きたいと思っています。