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製品の管理について

こんにちは、品質管理室の原田です。

今回は工場でどのような製品の管理がおこなわれているのか、焼き鳥の生産工程を例に、簡単にご説明させて頂きたいと思います。

焼き鳥というと、肉を切って、串に刺して、炭火で焼くだけ、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、工場では製品の安全・安心・おいしいを守るために、様々な管理をおこなっています。

 

工場入室時のチェック

工場に入るとすぐに、持ち物のチェックと髪のブラッシングをおこないます。

私物の持ち込みを禁止することで、異物混入のリスクを減らしたり、抜け毛を事前に落として、製品への毛髪混入を防ぐ目的があります。

さらに工場の更衣室にて、髪の毛が露出しないように帽子と作業着を着用し、作業服に粘着テープローラーを掛けて、作業服に毛髪が付いていないか確認をします。

ローラー掛け後、エアーシャワーを通過して作業服についた毛髪などの異物を落とします。

 

原料肉検品

入荷した原料肉に、異物混入などの異常がないか確認をおこないます。

もも肉やはらみ肉など、原料肉の種類によって特性も変わってくるため確認項目も異なります。

 

調味液の配合確認

原料肉に下味をつけるために調味液を染み込ませますが、調味液の各原料の配合に問題がないか、確認・記録をおこないます。

 

串刺し後検品

調味液を染み込ませた原料肉を串刺し後、焼き鳥の形状や重量に問題はないか確認をおこないます。

 

スチーム加熱後の温度測定

串刺し後の焼き鳥をスチーム加熱後、肉の中心部分の温度を測定します。

中国から日本に輸出する際に、製品が十分加熱されていることを保証する必要があるため、肉の中心温度が基準をクリアーしているか確認しています。

 

炭火焼き後の検品

スチーム加熱後の焼き鳥について、さらに炭火焼きをおこなって香ばしい香りをつけます。

炭火焼き後、基準通りの焼き色は付いているか、形状などに問題がないか、確認をおこなっています。

 

金属検査、X線検査

凍結後、包装された製品は金属探知機とX線検査機を通過し、異物が混入していないか確認をおこなっています。

 

このようにいくつもの工程を経て、焼き鳥は生産されていますが、徹底した管理をおこなっていても、時にはお客様から商品に対してのご指摘を頂くこともあります。

品質管理室としては、工場と協力して知恵を出し合いながら、少しでも品質を向上させることができるよう努力を続けていきたいと思っております。

 

By 品質管理室

 

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