エビのすり身市場in中国
こんにちは。J GROUP関連会社の上海RSFチームです。
近年、中国では鍋料理が爆発的な成長をしたおかげで、蝦滑（シャホァ）は火鍋料理のネタとしてさらに盛り上がりを見せています。
統計によると、蝦滑（シャホア）は羊肉、牛の胃袋（マアウドゥ）と並んで火鍋（ホォコォウ）のネタで上位３位となり、注文率90%以上に達しています。シェア拡大に伴い、様々なシーンに対応した3000億元（人民元/日本円でおよそ6兆円越え）規模の市場が誕生しています。
蝦滑（シャホァ）はマカオの料理人が2010年ごろ豆捞坊（DOLAR SHOP）で生み出したと言われています。
エビのすり身製品として、滑らかかつ弾力的な食感を楽しみながらタンパク質などの栄養素を摂取し、年齢を問わず幅広く受け入れられています。
近年、良質なたんぱく質の需要が急増したことで、エビのすり身は大ヒット商品となりました。
蝦滑（シャホァ）はシュリンプボールと違って、すり潰したエビを澱粉などで固めず、そのまま消費者の前で練り混ぜながら火鍋に入れていくため、えびの鮮度にこだわります。
消費者にとっても目の前でまず食材の確認ができるので、安心かつパフォーマンスを楽しみながら食事ができます。同時に、面倒な殻剥きをせずにエビそのもののぷりぷり食感と、旨みを丸ごと食べることができるのが蝦滑（シャホァ）最大のセールスポイントなのではないでしょうか。
中国では若い女性消費者を中心に、子供やお年寄りを含めた家族全員に愛されて爆発的な人気になっています。
現在エビのすり身に野菜や果物、さらにイカ墨などの食材を混ぜ込むなど、バラエティーが豊かになることで大規模イベントの〈蝦滑（シャホア）サミット〉にまで発展し、大きな社会現象になっています。
上海RSFもおいしい蝦滑（シャホア）作りに励んでおりますので、皆さんチャンスがあればぜひ火鍋料理で蝦滑（シャホア）を食べてみてくださいね！
