暑い夏には気を付けて
こんにちは、開発・品質管理チームの福本です。
雨の日が続いていましたが、そろそろ梅雨明けしている地域も増え、
セミの鳴き声も聞こえてきて、夏本番という感じですね!
この季節になるといつも思い出すのは、私が大学4生の時に母親が作ってくれたお好み焼きで食中毒になり
(たぶん卵が悪く、加熱の仕方も悪かった?)、私からサルモネラ菌が検出されたことで学外実習に行けず、
単位を落として留年か?!という不安と食中毒で体がボロボロになり、
精神的にも肉体的にも追い詰められたことです。
母親のおかげで貴重な経験できました・・・
厚生労働省では毎年の食中毒発生状況について統計を出しています。
最新版は2020年の統計ですが、食中毒の66%は細菌が原因で、ダントツの1位でした!
(私の感染したサルモネラ菌も細菌です)
細 菌:サルモネラ属菌、ぶどう球菌、カンピロバクター など
ウイルス:ノロウイルス など
また、下のグラフは月ごとの食中毒発生原因とその患者数をあらわしています。
夏の食中毒のほとんどは細菌が原因ということがこのグラフからわかりますね。
細菌性の食中毒を防ぐための3大原則はといえば、
細菌を食べ物に「つけない」
食べ物に付着した細菌を「増やさない」
食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
が大事になってきます。
私たちの商品を生産している海外の工場でもこの3大原則をきっちり守ることは当たり前で、
生産日ごとに細菌検査や官能検査をして、安全が確認された商品だけを出荷・販売しています。
~検査の様子~
これからさらに蒸し暑くなってくるので、新型コロナ感染防止対策と一緒に食中毒予防対策にも取り組んで、
楽しい夏を過ごしたいものです。