海老クライシス?

こんにちは、水産食品部の大白です。

皆さん海老は好きでしょうか?
私が取り扱っている商品の中に海老があります。
(私自身は若輩者なので取扱量は大したことはありませんが)

世間では特に騒がれておりませんが、私達の業界ではちょっとしたニュースがあります。
本日はそんな裏事情を少しだけお話しさせていただきます。

さて、2021年9月30日現在、日本で緊急事態宣言が解除される見込みと報道されております。
まだまだ気は抜けませんが、やっと外出や外食が少し気楽にできるかな?といった兆しが見えてきました。
日本と同じく、ベトナムでも緊急事態宣言が今後解除される見込みだそうです。

あまり報道されていませんが、実はベトナムでも今年の7月上旬から緊急事態宣言が発令されていました。
その際、一般人は完全外出禁止で都市部を軍が閉鎖。食料品などの生活必需品は配給制度になるなど、
日本と比べると非常に厳しい緊急事態宣言でした。

そんなベトナムの緊急事態宣言ですが、私たちにどのような影響があるのでしょうか?

日本は海老をたくさん輸入していますが、そのうちTOP4がベトナム、インド、インドネシア、タイです。
(※年度や種類によって順番が前後します)
ベトナムでは海老の養殖が盛んで、特に最近日本で人気なバナメイエビ等を養殖しています。
バナメイエビは成長が早く、稚えびから私達が食べるサイズになるまで約3~4ヶ月で大きくなります。
(お寿司や天ぷら、えびフライ等に使われています)

話をベトナムに戻しますと、2021年7月上旬からベトナムで緊急事態宣言が出ておりました。
ベトナムでも9月30日頃に緊急事態宣言が解除され、今後緩やかに規制が解除される予定ですが、
ここで海老の問題があります。

緊急事態宣言下だったため、7月上旬から海老の養殖量が減っており、ちょうど今食べごろサイズの海老が
少なくなってきました。
そして、今から育てる海老が食べごろサイズになるまで、3~4カ月かかる見込みです。
その為、スーパーで海老のお値段が上がったり、あまり見かけなくなったりするかもしれません。

世界で新型コロナがこのまま終息していけば、2022年頃にはまた美味しい海老が食卓にのぼるかと思いますので、
ほんの少しだけ温かい目で見ていただければと思います。