お酒にまつわるエトセトラ(カクテル編)
開発事業部のペンネーム、【酒賀好夫(さけがすきお)】です
みなさん、お酒たしなんでますか?
私が尊敬する立川談志師匠が、
『酒は人間をダメにするんじゃない、元々人間がダメなことを教えてくれるものである』という言葉を残しております。
沁みますね...。
さて、世界に数多あるお酒の種類中で今回は表題にある『カクテル』について少しお話させていただきたいと思います。
一般的にカクテルといえば、甘いもの・辛いもの・カラフルなもの・ノンアルコールと、
ベースになるお酒と割り材・その日の気分や雰囲気、バーテンダーのスキル等で多種多様な種類がありますよね。
そもそも、なぜ混ぜこぜにしたお酒は『カクテル』と呼ばれているのか?
これについては諸説あるんですが、その中で私が気にいっている説がコチラ↓
~アメリカ鶏の尾説~
時は1775年から始まったアメリカ独立戦争時代の真っただ中
ところはニューヨーク市の北部に位置するイギリス植民地内にある、
兵士たちが夜な夜な訪れるといううらぶれたBAR
今宵も店内はたくさんの客で大賑わい
優勢であった独立軍の兵士たちをさらに鼓舞するために、この店の女主人がこの夜にとった行動がというと
昼間に独立反対派の大地主の家に忍び込み、盗んできたオンドリをローストチキンにして客にふるまっていた際、
その潰したオンドリの尾を【混成酒】の瓶に挿していた様を見たある兵士が、「その羽はなんだ?」と女主人に尋ねたところ、
その出自を知った兵士はおもむろに立ちあがり、
「コック(Cook )テイル(Tail)=カクテル万歳!!!」
と叫んだそうです。(そのあと店中で盛り上がったことでしょうね)
いやぁ、粋ですね。
混沌とした時代のアメリカのエピソードとして大好きです。
先に書いた通り諸説の一つですが、情景が浮かぶお話の一つとして国威発揚に貢献したのではないでしょうか。
あ~、その場にいたかった
おしまい