バーベキューで「安い鶏肉・牛肉でも格段に美味しく焼く方法」
バーベキューで食材を焼く際、火加減や焼き方によって味が全く変わってきます。
肉を焼きすぎてパサパサになったり、野菜を焼きすぎて黒焦げになったりしたことはありませんか?
今回は、バーベキューでの炭の配置の仕方、鶏肉や牛豚肉の焼き方、野菜の焼き方について、ご紹介していきます。
バーベキューでうまく焼いて、絶品の味にしましょう。
バーベキューでの平均的に必要な肉の量
バーベキューでの食材の買い出しで、肉を買いすぎて余らせてしまった経験をした方は多いのではないでしょうか?
一般的に満腹になる肉の量は、男性だと270g、女性だと220gが平均的です。
もちろん、野菜の量やお酒を飲むかどうかによっても変わってきますので、一つの目安としてください。
お酒をたくさん飲む方の場合、もう少し少なくても良いかもしれませんね。
炭の配置の仕方
バーベキューで最も大事なのが、火加減です。
肉が焦げてしまうのは、火加減の調整ができていない為です。
うまく肉を焼くコツとして、火力のゾーンを分ける方法があります。
左の方に炭の量を多く配置し、中央付近は少なめに配置し、右の方は炭を配置しないようにすると、ゾーンによって火力を分けることができます。
一般社団法人日本バーベキュー連盟<https://jbbqa
.com/>
バーベキューの教科書「炭火の扱い方」<https://jbbqa.com/textbook/usecharcoal. html>を参照 3つのゾーンを作る際は、手をかざして温度を測ると良いです。
手をかざしていられる限界の時間で、おおよその温度を測ることができます。
強火ゾーン:3秒(約250度)
中火ゾーン:5秒(約200度)
弱火ゾーン:10秒(約130度)
この中でメインで使用するのは中火ゾーンです。
肉は基本的に、じっくり弱火で焼いたほうが美味しくなります。
特に脂身の多いカルビや、厚めの鶏肉などはここで焼きましょう。
牛肉をレアで食べたい場合や、表面をカリッと焼きたい場合は、強火ゾーンを使用します。
弱火ゾーンは、焼き終わった肉を置いたり、じっくり中まで火を通したいときに使います。
肉(鶏肉・牛肉・豚肉)の焼き方
お肉を美味しく食べるためのポイントは以下です。
・冷凍肉や冷たい肉は常温に戻してから焼く
→冷たいままだと中まで火が通りにくいです
・塩コショウは焼く前に振りかける
・焼き肉のたれでつけておくと、焼いてからたれをつけるより美味しい(約10~20分ほど)
・最初は強火ゾーンで焼き、表面が焼けたら中火ゾーンでじっくり焼く
・肉はできるだけ切らないで肉塊のまま焼き、焼いた後に切りわける
→切ってから焼くと、肉汁が失われてぱさぱさになりやすいです(特に牛肉、鶏肉)。
大きい肉(厚さ5cm以上)は、それぞれ片面を、中火~弱火で8分以上焼くイメージです。
肉の焼き方は以下の動画でも紹介されていますので、参考にしてみてください。
野菜の焼き方
野菜も焼き方によって、美味しさが全く変わってきます。
野菜を美味しく焼くポイントは以下です。
・できるだけ切り分けずに、丸ごと焼く(重要!)
→野菜は切らないで丸ごと焼きます。じっくり焼くことによって、野菜本来の旨味や甘みを感じることができます。
玉ねぎなど大きな野菜の場合は、アルミホイルを使って、丸ごとバター醤油焼きにすると美味しいです。
特にピーマンを丸ごと焼くと、とても美味しいです。
種もそのまま食べれます。以下の動画でも詳細が紹介されていますので、参考にしてみてください。
まとめ
・炭を配置する際は、強火ゾーン、中火ゾーン、弱火ゾーンに分ける
・肉、野菜はできるだけ丸ごと焼く
・弱火でじっくり焼く
・肉はタレにつけておいて焼くと美味しい
・野菜はアルミホイルを活用して焼いても美味しい
・ピーマンの丸ごと焼きは、絶品!