Interview 02

挑戦の機会にあふれ、
挑戦を後押ししてくれる。

品質管理室

福本 文香

2012年入社
神戸女子大学大学院(2008年卒)

食品衛生学を活かした品質管理の仕事

大学院を卒業後、愛知県の食品メーカーに入社し、インスタント麺やカップスープなどの開発担当を4年間経験しました。その後、結婚を機に地元の兵庫県に戻り、転職することに。開発の仕事は食べることがメインで、私にとっては結構な負担になっていたので、違う分野で食に関わりたいと考えていました。
そんなときに、ジャパン・フード・サービスの品質管理の求人を見つけ、学生時代の食品衛生学の知識も活かせるのではないかと思ったのが、入社のきっかけです。食品メーカーの場合、品質管理担当は工場の生産シフトに合わせ、土日祝や早朝・深夜も出社しないといけません。それに対し、国内に自社工場を持たず輸入販売事業を行っているジャパン・フード・サービスでは、勤務する曜日や時間が固定されているので、出産後も働きやすいだろうと感じました。

品質を守る最後の砦として

入社から一貫して品質管理業務に携わっています。品質管理の業務内容は大きくふたつあり、ひとつが商品管理、もうひとつがお申し出対応です。商品管理では、新商品を発売する際、商品の表示や品質基準がJAS法や食品衛生法などの法律に則っているかどうかをチェック。
生産方法についても確認し、必要に応じて新たな基準を設けます。そして、お申し出対応では、たとえば異物混入など商品に関してお申し出があった際に調査を実施し、その結果と改善策をお客様に報告。状況次第では、私自身が海外の工場に赴きます。書類ではわからない内容を自分の目で確かめることによって、理解が深まり、報告の精度も上がる。それをやりがいに感じつつ、出産後も年に数回のペースで海外出張をしている私の役割は、ジャパン・フード・サービスの品質を守る最後の砦です。

知識や経験を共有し、チームの底上げを

入社1年目のとき、担当していた市販用の商品で、賞味期限の印字が消える問題が発生しました。冷蔵庫のように寒い倉庫の中で、終日検品作業。他の社員にも協力してもらいながら、週の半分を極寒の環境で過ごす日々が都合2ヶ月間続き、どうにかこうにか検品作業を完遂しました。体力的にも精神的にも過酷な仕事でしたが、入社1年目の学びとしては非常に大きなものだったと、振り返って思います。
品質管理の仕事は、工場と商品の状況を分析し、その結果に応じて対策を立てること。また、その対策内容が的確なのかどうか、再度分析の繰り返しによって、工場と商品の品質を上げていくことです。私も入社して10年以上になりますので、知識や経験を個人レベルで止めず、積極的にメンバーと共有し、チームの底上げをしていきたいと思っています。

業務の幅を広げ、成長を重ねていく

前述のように私が出産後も海外出張に頻繁に行けるのは、夫の理解と協力がある(私が不在のときに子どもの面倒を見てくれる)からなのと、会社が性別や子どもの有無に関係なく挑戦の機会を与えてくれるからです。特に私の直属の上司は同性で年齢も近く、困ったことがあればすぐに相談に乗って解決してくれ、いつも私の挑戦を後押ししてくれます。
ジャパン・フード・サービスには多くの女性社員が在籍し、私のようなワーキングマザーでも働きやすい環境や制度が整備されている。だからこそ、思う存分仕事に没頭することができるのです。当社の商品は今のところ鶏肉がメインですが、今後は鶏肉以外の食材や食品にも手を広げていくことになるでしょう。私も挑戦の機会を目一杯利用しつつ、品質管理業務の幅を広げ、成長を重ねていこうと思っています。

Day Off 休日の過ごし方

子どもと一緒に遊んだり、子どもの習いごとに付き添ったり、
子ども主体で過ごしています。

可能性を、広げよう。