Interview 03

クリエイティブな組織風土で、
新たな商品を生み出そう。

海外開発部

松本 美麗

2019年入社
早稲田大学(2017年卒)

英語力を活かせる貿易事務の仕事

新卒の就職活動時は、メーカーを中心に選考を受けていました。最終的に東京の電子部品メーカーに入社し、営業の仕事をすることに。ただ、つくっている製品がスマートフォンの中の部品で、理系の知識が必要だったため、文系出身の私は苦労することが多かったです。また、中学生のころに父親の仕事の関係でアメリカに住んでいた経歴もあり、英語を使うことの多い会社を選んだつもりだったのですが、取引先企業の外国人担当者が日本語に堪能で、残念ながらその機会は訪れませんでした。
2年間勤め、当時付き合っていた現在の夫が大阪に転勤になるということで、私もその会社を辞め、一緒に関西に移ってきました。転職先として、今度こそ英語力を活かせる環境を求めていたところ、出会ったのが貿易事務の職種を募集していたジャパン・フード・サービスです。

国内向けと海外向けの両方を担う

所属部署の名前は海外開発部ですが、業務としては国内向けと海外向け、両方を担っています。まず国内向けは、流通業者(問屋)のお客様を対象としたデリバリー関連業務がメイン。在庫の引き当て(注文が入った時点で、商品購入者のために在庫を確保しておくこと)や、配送会社の手配のほか、伝票や仕入れ工場への送金明細の作成も私の担当です。
一方、海外向け業務では、香港に拠点を置く商社のお客様に、鶏肉や豚肉、カニカマなどの加工食品を輸出する際の各種手続きを行っています。食肉は見た目が似ているため、特に部位や数量を間違えないようにしないといけません。海外とのやりとりは英語でのメールがほとんどで、専門的な事務処理の知識に加えて語学力も求められますが、ようやく自分のやりたかった仕事ができていると、今強く実感しています。

事務の枠を超え、企画や営業も

ジャパン・フード・サービスは中途入社組が多く、スキルを持った経験者が即戦力としての活躍を期待されています。そのため、人材育成において手取り足取りの指導はなく、とりあえず自分で考えてやってみろ、というケースがほとんど(もちろん上司や先輩からアドバイスや、失敗したときのフォローはあります)。私自身、入社したての頃は大変でしたが、だんだんと慣れ、最近になってようやく仕事の型のようなものが出来てきた気がします。
先日は輸出業務において、香港のお客様のニーズを汲み取ったうえでカニカマの新商品を企画し、サプライヤー(仕入れ先)の手配からパッケージデザイン、食品表示ラベルの内容まで、トータルで提案させてもらいました。そういう意味では、事務の枠を超えて、企画や営業ができる可能性もあるということです。

自分にできることを増やしていく

ジャパン・フード・サービスでは、鶏肉や鶏肉加工食品を中心に、国産豚肉や豚肉加工品など、メイン料理からサイドメニューまで幅広く取り扱っています。そのほかにもおかきやあられ、せんべい、もちといった日本古来の伝統的な食品の原料に用いられる米粉調製品、バングラデシュの自然豊かな土地を活かしたソフトシェルクラブ、ブラックタイガーなど、商品ラインナップはどんどん拡大しています。
これを売らなければならない、というルールは存在せず、自分たちで考え自分たちで生み出す、そんなクリエイティブな組織風土が、この会社では育っています。ちなみに私の部署では現在、香港向けのバウムクーヘンを計画中。輸出商品を増やし、コンテナ個数を増やし、それを通して自分にできることを増やしていこう。そんなふうに考えています。

Day Off 休日の過ごし方

お菓子づくりや編み物をしながら、
動画配信サービスのドラマを楽しんでします。

可能性を、広げよう。