Interview 04
自らの仕事の幅を広げ、
東京支店を大きくする。
東京支店 1部
永島 優作
2019年入社
立正大学(2011年卒)
一担当者の裁量権が大きい
私が大学で就職活動をしていた時期は、リーマン・ショック後の就職氷河期と重なります。この業界で働きたい、あの会社に入社したい、のような明確な軸や目標はなく、どこかに拾ってもらえたらありがたい、というのが素直な思いでした。ただ、食品業界には興味があり、重点的に選考を受けていたところ、食肉卸の専門商社から内定をもらうことができました。
約8年間、産業給食や外食、コンビニエンスストア向けの営業担当として働き、2019年にジャパン・フード・サービスに転職することになります。前職時代に取引関係があり、当時から一担当者の裁量権の大きさは感じていました。自分もこんな働き方がしたいと憧れていたのが、転職の決め手かもしれません。裁量権の大きさは今の仕事でも実感していて、入社する前と後でギャップはまったくないです。
齟齬が生まれないよう、常に気を張って
私は東京支店1部に所属し、メーカーおよび量販店向けの営業を行っています。常時10社ほどのお客様を担当。お客様に対し「こんな商品を仕入れられてみてはどうですか?」と提案したり、逆にお客様からの「ほかのスーパーがこんなことをやっているから、うちもやってみたいんだけど」といった要望に応えたりしています。なお、当社から提案するときはナショナルブランドの商品、お客様の要望に応えるときはプライベートブランドの商品が多いです。
また、国内販売だけではなく輸入業務も兼務し、中国の現地駐在員と頻繁にやりとりしています。日本語が話せるとはいえ相手は中国人なので、ときとして微妙なニュアンスが伝わらないことも。輸入業務は大量の商品と多額のお金が動くことになるので、齟齬が生まれないよう常に気を張っています。
迅速かつパワフルな対応力
ジャパン・フード・サービスで働くようになって感じるのは、当社の社員はここぞというときの集中力や団結力がすさまじいことです。ある日、お客様から「商品に不備がある」と連絡が入りました。すでに150万本が納品済み。私は一気に血の気が引く思いがしました。
しかし、あっという間に緊急対策チームが組織され、営業以外のメンバーも含めた10名が、納品場所である名古屋に飛びました。3日間かけてすべて検品し、同様の不備商品が他にもないことを確認しました。その迅速かつパワフルな対応力は、当事者である私が感動してしまったほどです。もちろん本来ミスがあってはいけませんし、再発防止策も重要ですが、これも当社の強みなのかなと思います。
仕事の境界線が曖昧だからこそ
この仕事は常に納期との戦いです。海外からの船便が一日、いや数時間でも遅れたら間に合わない、というギリギリの状況もあり、ただ商品を仕入れる、ただ商品を売る、だけではなく、お客様により満足いただくために全体をコーディネイトする力が必要になります。そういった意味で、ジャパン・フード・サービスは仕事の境界線が曖昧だと、私は感じています。
与えられた仕事だけをやっていればいいわけではなく、たとえば自らの力で新たな販売チャネルを開拓したり、プライベートブランド商品を企画したりといったことが推奨されています。私の直近の目標としては、これまで自身があまり入り込んでいなかったスーパーの惣菜部門に注力し、東京支店の売上アップに貢献すること。そして、メンバーを増員しながら事業規模の拡大を推進していくことです。
Day Off 休日の過ごし方
体を動かすことが好きで、
ときどきトライアスロンの大会に参加しています。